小規模農家の未来

日本の農業が今後どのように変わっていくのか?
国の政策としては、農地を集約し大規模農業化していく
方針でお金が投じられ政策が進められています。
そして小規模農家がこれからどう戦っていけばいいのか?
について、一緒に考えてみたいと思います。

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目次

国が推進する大規模農業

日本では国が大規模農業を推進している流れがあります。
例えば、農地を集約して効率よく作物を育てるような
仕組化みが進んでいます。

この背景には、もっと効率よく、安定して食料を供給する
ことが目的としてあります。
国はそこにお金を投資しているため、
今後も大規模農家が増えていく可能性が高いです。

この動き自体は悪いことではありません。
効率的な農業が進めば、私たち消費者にとっては
安定して安い価格で食べ物を手に入れることが
できるようになります。

しかし、こうした大規模農業の台頭によって、
小規模農家がどうなるのかが大きな課題です。

小規模農家の課題

もし大規模農業が進み
スーパーに安い有機野菜や産地直送の野菜が
たくさん並ぶようになったらどうでしょう?

これ自体は消費者にとって良いことですが、
ややブームにもなっている直売所やマルシェに
とってこれは集客の危機です。

そして、そういった小さな直売所やマルシェで
販売していた農家にとっては大きな打撃となります。

特に地方でこういった経営をしている小規模農家は、
競争に巻き込まれて淘汰される可能性があります。
地方創生や地域活性化のブームに乗って
小規模農家が増えてきた一方で、
こうした現実が迫ってきているのです。

5年後10年後を見据えた戦略

農業の世界は、国の政策がゆっくりとしかし確実に
影響を及ぼす分野です。
5年後、10年後には、大規模農家がさらに増えて、
農業のあり方が大きく変わっているかもしれません。

そのとき、今の小規模農家のやり方が
そのまま通用するとは限りません。

だからこそ、今から未来を見据えて、
どう戦っていくべきかを考える必要があります。

淘汰に巻き込まれない戦略を考えよう!
というのは、まさにこのことです。

手詰まりの戦略

小規模農家の勝機は主に2つ
しかしながら、すでに知られた戦略で
取り組んでいる農家は多い!

いわゆるレッドオーシャン化している
この2つの戦略のどれか、もしくは
2つを掛け合わせる戦略が必須になってきます!

小規模農家のおすすめ戦略は以下の2つです

  • ブランド戦略
  • 属人性戦略

ブランド化戦略

地域の特産物や伝統を活かし、
この地域でしか作れない野菜を作ったり
希少性を活かして、他では手に入らない品種や、
収穫量が少ない特別な野菜を育てる。

つまりは、野菜そのものの価値を高めていく戦略です

属人性戦略

属人性(その人だからこその魅力や個性)を活かす戦略は、
小規模農家にとって非常に有効です。
消費者との距離を縮め、農産物を単なる「商品」ではなく
人と人とのつながりとして届けることで
他にはない価値を提供できます。

つまりは、作っている農家(あなた)の価値を高める戦略です!

まとめとご提案

こ2つの戦略は、実は
すでに取り組んでいる農家はたくさんいます

だからこそ、小規模農家の戦国時代
なっていく未来が見えます

でも、打開策はあります!
コミュニティを作ることです!

野菜の価値を高め、農家(あなた)の価値を高め、
コミュニティ内で販売ルートを作る戦略です!
つまりは、仲間内で販売をするということです!

僕自身、いなかラボというコミュニティを持っています
すでにコミュニティ内で仕事が回ったり
野菜の取引が行われたりしています!

どうせ買うなら仲間から買おうという精神です!
これからの小規模農家には、こういったコミュニティの
存在も大切になってきます!!

コミュニティについての詳しい話は、
また別の記事を書きたいと思います!!
あわせて読みたいの記事もぜひ見てください!

日本の食を支える農家さん
これからも頑張ってください!!

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