村八分と移住の難しさを考察
田舎では、なぜ村八分が起きるのか?
一つ一つ紐解いていけば理解できるはず!
これを理解するには、まず村の歴史や環境を理解する必要がある
会社やスポーツの世界みたいに下手な人は補欠にしたり
監督の指示を聞かない人をベンチから外したり
問題起こしたらクビにする、そういう明確なルールや強制力は、
田舎の村には存在しない、だから
人数が限られたコミュニティだと、全員を受け入れないといけないし
排除ができないから難しい!
小さい村での意見のぶつかり合い
例えば、村や集落の人数が数十人からせいぜい200人くらいだとする
そんな規模の組織でも、全員が意見ピッタリ合うなんてことは絶対にありえない
でも、誰かが嫌いだからと言って、簡単に「もう出て行け!」とか「君は、クビです!」
とは言えないのが現実です
法律なんて特にないし、あるのは自分たちで作った暗黙の了解とか独自ルール
そして、非協力的な人がいた場合、どうするか?
これがほんとに村にとっての大問題!普通の会社だったら、
解雇したり部署を変えたりできるけど、村社会ではそれができない
その結果として、生まれるのが「村八分」という状況
村八分の本質と背景
もちろん、村八分なんて正当化できるものではない!
でも、これが生まれる背景には、「排除ができない」という
村特有の事情がある、それが移住者を受け入れるハードルを高くしている要因でもある
「もし変な人が移住してきたらどうする?」「秩序が乱れたらどうする?」
って村の人たちは考えざるを得ない
移住者が村ルールを「そんなのおかしい」と否定したら、村の人らからすれば、
それは腹立たしい、自分たちが長い年月かけて作ってきた暗黙のルールを
否定されることになるから
「変な人が来るぐらいなら、誰も来ない方がいい!」と思う村民が少なくないのも、
この辺りの事情からくる
空き家問題との関係
これが空き家問題にもつながる、空き家を所有する家主さんにとって、
家を安易に売ったり貸したりするのはリスクになる
万が一、変な人がその家に移住してきたら、
「あなたが変な人に家を貸したんだ!」と村全体から責められる可能性がある
だから、誰にも貸さずに放置しておく方が安心だと考える人が多い
移住者に知ってほしいこと
移住を考える人たちには、こういった村の事情をしっかり理解してほしい
村側にも「排除できない」という切実な問題がある
だから、移住者は「自分がどう村に溶け込むか」を真剣に考える必要がある
地域のルールや暗黙の了解に対してリスペクトを持つこと、
自己主張しすぎず協調性を大事にすること、
そして地域の人たちときちんと話し合うこと。
こういう行動を取ることで、少しずつ信頼を得られるはずです!
田舎の村社会には確かに難しい部分があるけど、
それでも移住者としてうまく溶け込む道はある!
腹を割って話せば、田舎の人は優しくて温かい人ばかりです
まずは村の背景や事情を知り、村の人たちと真剣に向き合うこと。
これが移住の第一歩だと思う!
今後の活動予定(2025年1月現在)
- 2025年1月11日(土)
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里山整備・畑作業・どんど焼き準備
- 2025年1月24日(金)
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里山整備・畑作業・講習準備
- 2025年1月25日(土)
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こうみん未来塾講習
- 2025年1月26日(日)
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里山整備(友が丘)
- 2025年2月1日(土)
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神社の草刈り
- 2025年2月2日(日)
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里山整備・畑作業
- 2025年2月11日(火・祝)
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里山整備・畑作業
- 2025年2月16日(日)
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里山整備・畑作業
- 2025年2月22日(土)
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炭焼会・BBQ
子連れで田舎問題に取り組む活動をしています。
家族で参加できる里山整備プロジェクトです。
お子さんに色々な挑戦をしてもらったり、自然に触れたりすることができます。
タケノコや山菜などの山の幸は自由に採ってください。
ご家族でのアウトドア活動とお子さんの習い事とを合わせたような位置付けを目指しています。
そしてプロジェクトを中心に老若男女が楽しく参加できるコミュニティにしたいです!!
里山整備以外にも、いなかラボに関わる方法はたくさんございます!
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