どうもRea-Jenee Japanです。
今日は、田舎で起きている
害獣によるトラブルについて
書きたいと思います。
はじめに
みなさん、害獣被害と言われて
ピンときますか??
主に農業被害が多いですが、
他にも交通事故や人里へ降りてきて
人に危害を加えたり、
住宅に住み着いて、住宅設備の故障を
引き起こしたりすることもあります。
害獣被害に苦しむ、田舎の人達のことを
少しでも理解してもらえたら嬉しいです。
前置き
※ いつも読んでくれいている人は
この段落は飛ばしてもらっていいです僕は子連れで田舎問題に取り組む活動を
約5年ほど行っています。
2021年10月、兵庫県三田市で
里山整備のプロジェクトを
立ち上げて、子連れで活動をしています。
その活動の中で、子供に田舎問題の知識、
解決のためのノウハウを次世代に
継承していきたいと思っています。
プロジェクトは地主さんからは
お金は頂かずボランティアで実施しています。
しかしながら、活動には資金が必要になります。
マネタイズも含めたプロジェクトの運営ノウハウを
子供には学んでもらいたいと思っています。
わかり易く説明するために
このプロジェクトの事を例え話にすることが
出てくると思います。
プロジェクトに参加してくれている人が
より理解できるための配慮です、
ご理解のほど、お願い致します。
では、本題です。
田舎で起きる害獣被害
例を出せばキリがなく、
数えきれないほどある害獣被害です。
僕の記事では、主に4つの被害について
紹介をして、みなさんに田舎の害獣被害の
現状を知っていただきたいなと思います。
・農業被害
・交通事故
・人身事故
・住宅設備被害
ひとつずつ、説明していきます。
農業被害
鹿・猪・アライグマなんかの被害が
よく聞かれます。
畑の苗や、収穫前の作物が狙われたり
猪なんかは、ミミズを求めて
ただただ畑を掘り返していたり、
タケノコも好物だったりします。
猪に荒らされた畑の写真です。
たくさんの時間をかけて育てた
野菜が一瞬で食べられてしまいます。
鳥による被害もよくあります。
木の実であったり、こちらも畑の作物が
狙われます。
動物たちは、美味しいものを
きちんと理解していて
収穫前に来て食べてしまったりします。
野菜や果物は、農家さんにとっては
給料と言っても過言ではないです。
農家さんにとって
作物が収穫前に食べられてしまうというのは、
給料日直前になって、「あなた今月給料なしね」
と言われるのと等しいわけです。
農家さんの気持ちは、計り知れないです。
交通事故
動物たちが道路に突然
飛び出してくることがあります。
全国では、自動車と動物の実物損事故、
人身事故が起こっています。
幸い、僕は事故にあったことは
ありませんが、周りの知人では
実際に事故にあった人もいます。
鹿や猪などと衝突した場合は、
車でも大きく破損します。
修理代が数十万というような
事故の話も珍しくありません。
もちろん、動物相手に請求することも
できないので、いくら自分が
安全運転指定も、修理代も自分が
払うことになります。
また、バイクでの事故であれば
転倒事故になり、運転手が
大怪我をすることもあります。
僕も衝突しないまでも、
何度か突然の飛び出しで驚いたことは
あります。
印象としては、「絶対に避けられないです。」
予測不可能な道路の横切り方をします。
人間では到底考えられないタイミングで
急に道路を横断してきたり、
車がいても関係なしに、山の中から
そのままのスピードで一直線に
道路を横断したりします。
猪なんかは、場合によっては
子連れであったりすると
親が攻撃してくる場合もあります。
動物の道路標識が出ている場合が
多いので、素直に看板がある道路は
ゆっくり走ることをお勧めします。
そしれ、遭遇しても速やかに
立ち去る方がいいです。
車被害のない、小動物との接触も含めると
田舎では動物との衝突事故は
日常茶飯事で起きています。
人身事故
これは、結構テレビのニュースなどでも
よく報じられるので、知っている人も
多いと思います。
人里に、猪や熊が出没して、人間に
危害を加えるケースです。
昔と比較して、最近の動物は
人間の食べ物は美味しいという
知識を持っていて、人間を
襲えば美味しい食べ物が手に入る
というつもりで襲ってくる動物もいます。
また、山の開拓などで住処を失った
動物が人里へ降りてくると
以前は言われていましたが、
最近では、人間の食べ物を覚えた世代の
動物が育っていて、山に餌があっても
人里へ降りてくる動物もいるようです。
つまりは、住処を失って人里に降りてきた
動物が畑の作物を食べて、
この時期になったら畑に美味しい芋がある。
と覚えて、それを子供に教えて
美味しい芋を求めて、わざわざ山から
降りてくるということです。
その世代の動物は、人間に対しての
警戒心が低く、人間に対して交戦的です。
手に持った食べ物を敢えて狙って
攻撃したりすることもあります。
人里で人に危害を加える動物で言うと
猿が結構、事例が多いです。
これも、ニュースでよく見かける人は
多いと思いますが、猿は頭が良くて
意外と凶暴です。
人間の子供ばかり狙って襲ってきたりする
猿もいます。
住宅設備被害
主に小動物になりますが、
屋根裏や床下に住み着き
電気配線をかじったり、
糞尿で電気機器をショートさせたり
場合によっては、そのまま
長期に住み着き匂いを
発したりします。
雨風が防げて、寒さも防げる
家屋に住みついてしまうのは
避けられない部分でもあるとは
思いますが、野生動物は
病気を持っていたりすることも
あります。
対策
色々と田舎での害獣問題について
お話ししてきましたが、
では、どうすればいいの??
とみなさん思いますよね。
実は今も対策は色々と
されていますが、
劇的な効果があるものは
ありません。
例えば、田畑の周りを柵で囲む。
山の周りを柵で囲む。
ただの柵ではなく、電柵で囲む。
家屋の隙間はきちんと修繕する。
柵で囲んだり、修繕することについては、
確かに効果は高いのですが
根本的な解決にはなりません。
また、柵で囲うという作業そのものが
費用と労力がかかり、農家さんの
負担になっています。
そして、柵を壊されて田畑を荒らされた
ということも度々起こっています。
もうひとつよく言われているのが、
山の整備をして
動物の隠れ蓑となる草木を
刈り取る、人間の気配を
山に残すということが
効果的と言われています。
僕が里山整備をする理由もこれです。
ただし、山というのは半無限に
広がっています。一部の山だけを
整備しても、整備されていない山へ
動物が流れていくだけで、
これも根本的な解決とは言えません。
まとめ
田舎の害獣対策として
柵で囲うことは、スポット的な
即効性のある対策です。
山の整備は、長期的かつ広範囲で
必要な対策です。
このことから、僕は自分たち世代だけが
山整備をしても問題は解決しないと
考えて、子供を連れて山整備をしています。
学校でもあまり田舎の問題については
学びません。とても大切な問題だと
僕は思っています。
個人的予測ではあるのですが、
テクノロジーの発展、コロナ、日本経済の衰退
あらゆる要因が風雑に絡み合って
今後、人が田舎へ流れてくることは
必然だと思っています。
※この事は、また別の記事で書きたいと思います
そんな時、複数ある田舎問題が
田舎で生活する人たちの足枷に
ならなければいいなと思います。
田舎問題のことを、子供世代、孫世代へ
伝えていき、解決のノウハウをきちんと
継承していきたいなと思います。
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子連れで田舎問題に取り組む活動をしています。
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