親子で学ぶ学校では教えてくれない田舎問題 〜知ってる人は古民家はネット検索で探さない編〜

古民家再生
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どうもRea-Jenee Japanです。
子連れで田舎問題に取り組んでいます。

今日は、田舎でよく聞く
空家問題についてお話しします。

はじめに

田舎では高齢化・過疎化が進み
住人を失って、誰も管理せず
放置された空家がたくさんあります。

田舎で空家が放置されることで
景観の問題や、治安の問題を抱えています。

不法投棄や放火の対象となってしまったり
崩壊によって近隣の住居、田畑への
被害が出てしまったり、
放置された草木が隣家の迷惑になったりと
たくさんの問題を抱えています。

世間では、田舎の空家を安く手に入れて
セルフリノベして住もうとする若い移住者や
転売する不動産屋さんも見かけますが
空家問題は一向に解消する気配がありません。

なぜ田舎では空家が増える??

空家が増える3つの理由

1、高齢化が進み、住んでいた方が他界され
ご遺族も管理せず放置されてしまう。

都会に出て行ったご遺族は、都会で生活基盤を
築いており、わざわざ不便な田舎に戻ってこない。

固定資産税の都合で、家のまま放置する人が多い。
2、家を複数所有していてメインの住居ではない。

昔からの地主さんだと、先祖代々引き継いだ
家を複数所有している人も少なくないです。

住む家とは別に、倉庫や来客用などとして
使用しているが、普段はほとんど使用しない。

事実上の空家というパターンです。
3、管理しきれず不動産屋へ依頼したが
売れない、もしくは金額の折り合いがつかない。

古民家は好きな人には人気がありますが
実際は、家としての価値は低く、メンテナンスの
費用もかかるので不動産としての価値は
あまり高くありません。

思っていた金額が提示されず、売却に踏み切れない
所有者さんは多いです。

限界集落の古民家などは、不動産者も
敬遠するようなケースもよくあります。

移住希望者は多いのに古民家は売れないの??

近年では、田舎移住ブームやリモートワークなどの
普及で田舎へ移住を希望する人は増えています。

しかしながら、移住希望者と古民家の所有者の
マッチングはなかなかうまくいきません。

そこには移住者と古民家所有者の
インターネットに対する認識の違いが
影響しています。

すぐにネット検索する移住者

田舎移住を希望する比較的若い世代の人は
インターネットで古民家を探そうとします。

しかし、古民家の所有者は高齢で
インターネットに慣れていない世代の人が
ほとんどです。

まず、インターネットで売却したり、賃貸したり
することはないです。

また、インターネットで知り合った
どこの誰かもわからない人に家を売ったり
貸したりすることへの抵抗感が大きいです。

インターネットで出ている古民家は
不動産屋を経由したものか、
所有者が他界して誰も管理しなくなった家を
誰かが購入したりして転売しようとしたり
している物がほとんどです。

インターネットで掲載されている古民家は
相当に質の悪いものが多いです。

質の悪い古民家しかネット掲載されない理由

古民家の所有者は、
どうしても管理しきれなくなってから
手放すことを考え始めます。

そこには、先祖代々の家を自分の代で
手放すことへの抵抗感と、
もしかしたら子供が都会から戻ってきて
家を継いでくれるかもしれないという
期待からです。

不動産屋や、役所の空家バンクなどに
依頼するのは、もう管理しきれないと
ギリギリまで耐えに耐えた後の古民家です。

もちろん、メンテナンスもされておらず
すぐには住めないような状況の物が多いです。

ネットで検索すると驚くような安い古民家が
たくさん出てきますが、もちろんそのような経緯で
販売される古民家は住むためのリフォームの費用が
相当かかります。

結果的に新築の家が建つくらいの費用が
かかってしまうようなケースもあります。

どうすればいい古民家が見つかるの??

では、どすればいい古民家が見つかるのか??

状態のいい古民家がない、というわけではないです。
あります。たくさんあります。
それも、管理されず空家になったいい古民家も
田舎にはたくさんあります。

インターネットには掲載されていないだけです。

本当にいい古民家を手に入れたいのなら
オフラインで現地に足を運んで
現地の人達と知り合うことがまずスタートです。

田舎の高齢の方は、インターネットで知り合うことへの
抵抗感が強いです。
実際にオフラインで会った人の方が信用を得やすいです。

知り合いの紹介や、田舎でのイベントなどに
どんどん参加して、現地の人との交流を深めましょう。

その上で、田舎移住を考えいる、古民家を探している
ということを素直に伝えて、活動していれば
放置される前の、状態のいい古民家に出会える
チャンスはたくさんあります。

古民家の管理に困っている人はたくさんいる

移住希望者と古民家所有者のマッチングが
うまくいかないだけで、古民家の管理に
困っている田舎の古民家所有者はたくさんいます。

現地でオフラインで知り合うことで
そういった情報はたくさん入ってくるように
なります。

まとめ

僕は実際に田舎で数年活動をしてきました。
ネット検索では出てこない空家の古民家を
たくさんみてきました。

また、実際にいい古民家を手に入れた
移住者さんも見てきました。

ネット検索で見つけました。
という人は、ほぼいませんでした。
というか、僕が聞いた限りでは
1人もいませんでした。

田舎に知り合いがいれば、そのコネを
使うのもいいですし、
色んなイベントが田舎であるので
参加して、繋がりを作るのもいいと思います。

とにかく、移住したい現地に
どんどん足を運んで、繋がりを作ることを
おすすめします。

最後に、

僕は子連れで田舎問題に取り組む活動を
しています。その活動の中で得た知識や
情報を、どんどん発信して次の世代に
継承したいと思っています。

僕の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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