ポーラス竹炭の作り方

農業や庭作りに使えるポーラス炭(消し炭とも言う)
あまり聞きなれない言葉かとは思いますが
知る人ぞ知る有能な炭なのです!!
※BBQで使う炭とは製法が違うよ!

僕たちは放置竹林を整備して
出てきた廃材をポーラス炭にして活用しています!

地域おこし活動7年目の「いなかラボ」です。主に兵庫県三田市とオンラインで活動中。InstagramThreadsXで発信中。お問い合わせいなかラボの歴史

目次

はじめに

この記事を書こうと思ったのは、
とある高校の先生から問い合わせが合ったからです

生徒が、いなかラボのInstagramを見て
連絡をとって欲しいとお願いをされて
問い合わせをしてきたとのことでした

なんて良い先生なんだと思い感動してしまいました!
それと同時に、Instagramのリール動画だと
タイムラプス動画で、わかりずらい部分が多いし
かと言って、1時間くらいの炭作りの動画を
流しても見てて疲れるし・・・

ということで、ブログの記事にしよう!!
と思った次第です!

ご期待に沿った記事になったかは
わかりませんが、
色々なご縁を大切にして
今後も活動していきたいと思います!

ポーラス炭作りの準備

当然ですが燃やすための竹が必要です
理想は、朽ちていて、かつ乾いた枯竹が最高です!

青竹も燃やし方によってはうまく炭にできますが
多くても枯竹7割、青竹3割くらいまでの割合が
限界かなと思います

あとは何と言っても
無煙炭化器が必要です!
これを使うことで効率よく炭が作れます!
モキ製作所というメーカーの製品を使用しています

通常は、1メートルのタイプをメインで
使用しています!

まず枯竹を集める
大小の無煙炭化器

火をつける

燃えやすい杉の葉や、枯枝、枯竹を組んで
空気が入りやすい状態で火をつけます

空気が入るように積む
杉の葉を一番下へ

右の写真くらい火が上がれば
ほぼ着火成功です!!

竹をどんどん投入

常に空気が入ることを意識しつつも
できるだけたくさんの竹を投入します!

もし青竹を入れる場合は、必ずしっかり
火が上がってから、かつ前半に入れて下さい
そうしないと燃え残りになってしまいます

竹は十字に積んでいく
ほぼ煙は出ません

常に火が上がった状態を意識して
竹が燃えて減ってきたら竹を足して下さい

竹と竹の隙間に空気が入らないと
火が上がりません
竹はなるべく十字になるように投入して下さい

近づくとかなり熱いし風で火が暴れるので
細心の注意を払って下さい

水を入れるタイミング

とにかく火をあげて竹を投入していくと
下の方から自然と炭になっていきます

ポイントはゆっくりやらない
竹が炭になってカサが減ってきたら
すぐに次の竹を入れて、また火をあげる

火をつけてから消すまで1メートルの無煙炭火器の
目安は約1時間です
時間をかけると、さすがに無煙炭化器でも
下の方からどんどん灰になるので
実は永遠に燃やし続けることができます

一気に燃やし続けていると
そのうち無煙炭化器の縁のラインまで
出来上がった炭が積み上がってきます

縁の10センチくらい下まで積み上がってくると
もう限界です、そこからは灰になり易くなるので
それ以上やると燃えて灰になるを繰り返します

いいタイミング消さないと
灰だらけになってしまいます

水をかけるタイミング
しっかり消火

ほぼ火柱がおさまって炭がいこってる
左の写真の状態で水をかけます
1メートルの無煙炭火器で10リットルバケツ
5杯〜6杯くらいはかけます!

中に火が残っていると
そのままどんどん灰になってしまいますので
気をつけて下さい

最後に水を一気にかけて消すので
ポーラス炭は別名「消し炭」とも言われます

ポーラス竹炭の活用

農業や家庭菜園、庭づくりなどの土壌改良に使えます!
詳しくは、こちらの記事もご覧ください!

最後に

ネット上で100万回(※それはジョーダンですがwww)は
ご指摘を受けているので書いておきます

無煙炭火器を使った炭の製造は
「野焼き」には該当しませんので
違法とはなりません
※ただし地域によってルールは違うので、ご自身でご確認ください

違法かどうかと、近隣へのマナーは別問題なので
ご近所に迷惑がかからない場所で
作業することをオススメします!

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