親子で学ぶ学校では教えてくれない田舎問題、キャンプブームで安易に考えてはいけない山のこと 〜山の購入編〜

田舎問題
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どうも Rea-Jenee Japanです。
子連れで田舎問題に取り組んでいます。

みなさん、なんとなく
知った気になっている田舎問題。

今日は、田舎でよくある
「放置山林」の問題と
キャンプブームを絡めて

今日の記事では書きたいと思います。

はじめに

まず、山の購入を考えている人に
本当に購入しても大丈夫ですか?
と、聞きたいです。

なんとなくキャンプブームで
山を買いたいという人が
増えている最近の状況です。

どれだけの人が山の管理の
大変さを知っているでしょうか??

もし、きちんと下調べをして
考えた上で購入される方は
全く問題ないと思います。

ただ、あまりに安易に山を購入する人が
増えていると思うので、
僕の記事が少しでも役に立てばと
思い、書いています。

前置き

※ いつも読んでくれいている人は
  この段落は飛ばしてもらっていいです

僕は子連れで田舎問題に取り組む活動を
約5年ほど行っています。

2021年10月、兵庫県三田市で
里山整備のプロジェクトを
立ち上げて、子連れで活動をしています。

その活動の中で、子供に田舎問題の知識、
解決のためのノウハウを次世代に
継承していきたいと思っています。

プロジェクトは地主さんからは
お金は頂かずボランティアで実施しています。

しかしながら、活動には資金が必要になります。
マネタイズも含めたプロジェクトの運営ノウハウを
子供には学んでもらいたいと思っています。

わかり易く説明するために
このプロジェクトの事を例え話にすることが
出てくると思います。

プロジェクトに参加してくれている人が
より理解できるための配慮です、
ご理解のほど、お願い致します。

では、本題です。

山の管理は継続性が必要になる

一時的にキャンプに興味を持って
キャンプ場で毎回お金を払ったり
隣のブースの人に気を使ったり
するくらいなら、
自分で山を買った方がいいと
思う人は少なくないです。

でも、山の管理というのは
一時的な物ではないです。


山を所有したら一生続く物です。
はじめは楽しくて、
プライベートキャンプ場を
作るという目標に向かって
一生懸命、草刈りや間伐を行うでしょう。

しかし、草木の成長は春夏であれば
1ヶ月もすれば刈った草木も元通りです。

山に入る度に草刈りをするという
事になりかねません。

そして、自分が山に入らなくても
近隣に迷惑のかかるような事があれば
対処しなければなりません。

倒木や土砂災害の責任を負うことになる

枯れた大木が倒れて、道路を塞ぐ。
土砂崩れがおきて近隣の土地へ
流れ込む。といった事が起きれば
所有者の責任が問われる可能性があります。

また、そのような兆候が事前に
見られれば、近隣住民などから
対処するよう要請があったりします。

大木を切り倒す、土砂崩れを防ぐ
となると、それなりの専門業者ではないと
対応できないので、やはりそれなりの
お金が必要になります。

自分で整備するにしても、
業者へ依頼するにしても、
やはり想定外の出費となる可能性が
大いにあるという事です。

土地の境界は不鮮明

山を買うと言っても、
ひとつの山で1人の所有者とは
限りません。


むしろ、大半はこの山の
ここからここまでは、この人の土地。
という風に、ひとつの山で複数の
所有者がいるケースがほとんどです。

そういった場合、山を買ったからと
いって、突然に開拓してキャンプをやると
近隣の所有者から苦情が出るケースもあります。

また、自分が買った土地に入るために
他人の土地を通らないといけないという
ケースもあります。

よく調べてから、購入を検討しましょう。

不法侵入や不法投棄への対策

山というのは、昔から慣習的に人が入って
活動しています。山菜を採ったり、散歩をしたり。
私有地であっても、明確な侵入禁止などの
看板がない限りは、不法侵入にはならない可能性が
高いです。

つまりは、あなたが山を購入して
あなたの土地であったとしても、
山菜や木の実を誰かが入ってきて
採ってしまう可能性があるという事です。

もし、それらにきちんと対策したいのであれば
自分の土地を、柵やロープで厳重に囲い、
看板などで警告をする必要があります。

しかしながら、それをするには
あなたの土地がどの範囲であるかという
ことを明確に把握しないといけません。

一般的な土地のように杭が打ってある
というのは稀です。

逆に、他の人の土地にあなたが柵を
してしまうというようなトラブルも
おきかねません。

また、不法投棄によって捨てられた
ゴミはあなたに責任がなくても、
あなたの土地に放置されてしまいます。

景観も悪いですし、気分的にも
いいものではありません。

不法投棄は、よほどの痕跡が残っていたり
現行犯で捕まえたりしないと、
なかなか対処が難しいところです。

まとめ

こういったことを、しっかり見極めた上で
それでも山を購入したい。
管理する自信があるという方は、
購入してもいいと思います。

実は、僕も山が欲しいと思っていたことが
ありました。しかし、色々と調べるうちに
山を所有するということのリスクの高さに
驚き、今は山を所有するという気持ちは
ありません。


安易に山を所有してしまうと、
実は、自分が他界し子孫に負の遺産として
残してしまう可能性もあります。


一時のブームで山を購入せずに
しっかりと下調べをしてから
検討されることをお勧め致します。

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子連れで田舎問題に取り組む活動をしています。
活動に興味のある方は、遠慮なく
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