学校では教えてくれない田舎問題 〜空家放置で税金6倍編〜

田舎問題
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どうもRea-Jenee Japanです。
今日は、
「空家放置で税金6倍編」
ということで、
空家を所有すると
毎年、税金がかかりますよ
という話をすると
思いきや、本題はそこではありません。

ですが、ひとまず
記事を読んでいってください。

何が言いたいかは、最後にわかりますので。

はじめに

空家は実は所有するだけで
税金がかかります。

毎年の「固定資産税」と
場合によっては「都市計画税」も
必要となります。

放置すると「特定空家」に指定され
固定資産税は6倍になります。

かといって、空家を解体して
更地にすると、土地の固定資産税が
3〜6倍(条件による)に上がります。

どうすればいいの??
ということを、一緒に考えていきましょう!!

前置き

※ いつも読んでくれいている人は
  この段落は飛ばしてもらっていいです

僕は子連れで田舎問題に取り組む活動を
約5年ほど行っています。

2021年10月、兵庫県三田市で
里山整備のプロジェクトを
立ち上げて、子連れで活動をしています。

その活動の中で、子供に田舎問題の知識、
解決のためのノウハウを次世代に
継承していきたいと思っています。

プロジェクトは地主さんからは
お金は頂かずボランティアで実施しています。

しかしながら、活動には資金が必要になります。
マネタイズも含めたプロジェクトの運営ノウハウを
子供には学んでもらいたいと思っています。

わかり易く説明するために
このプロジェクトの事を例え話にすることが
出てくると思います。

プロジェクトに参加してくれている人が
より理解できるための配慮です、
ご理解のほど、お願い致します。

では、本題です。

田舎の空家問題とは?

空家の税金の話をする前に
なぜ、そもそも空家をテーマに
取り上げるの??

と思う人もいるかもしれないので
先にお伝えしておきます。

田舎では、高齢化・過疎化が進み
主を失った空家というのが増えています。

そして、誰も住まず、誰も管理せず
朽ち果てていき、隣接する住居に崩れたり
草木が生い茂り近隣に迷惑をかけたり
景観も損ねることになっています。

詳しくは、下記の記事を読んでください。
『親子で学ぶ
学校では教えてくれない田舎問題
〜空家問題編〜』

空家問題のことがわかった上で
さらに、もしあなたが
空家の当事者になった場合
管理責任と税金の問題が
降りかかるということを
知っておく必要があります。

もらえる物はもらう考えはNG

空家問題の当事者になるケースとして
最も多いのが、身内の他界により
相続するというパターンです。

計画的に住んだり、セカンドハウスに
という方は問題ないと思いますが、
住む予定もない、遠方で管理することも
でいないという方は気をつけた方が
いいです。

相続の事情はさまざまで
例えば、長男なので必然的に
というケースもあれば、
誰も相続したがらないので
とりあえずもらえる物はもらう
という軽い気持ちの人も中には
いると思います。

きちんと発生する経費を知った上で
空家の相続は検討しましょう。

冒頭でお伝えした通り
全く住まなくても、税金がかかります。

そして、空家を放置して状態が悪化して
「特定空家」に指定されてしまうと
税金は6倍になります。

それならと、解体して更地にすると
土地の税金が3倍〜6倍に上がるという
四面楚歌状態になります。

そして、ここからが本当の本題です!!

そういう細かい税金が何倍になる
という話をここでしたいのではないです。

このブログのポリシーとして
学校では教えてくれない田舎問題を
親子で学んでほしいんです。

その家、本当に買いますか?

身内が亡くなって相続するという状況は
誰にでも訪れる可能性のあることです。

それは、親御さんにも、そしていずれは
あなたのお子さんにも。

最近の田舎移住ブームと
田舎の過疎化・空家問題が重なって
格安の田舎の古民家を
定年退職後の高齢者が購入するという
ケースが増えています。

これが落とし穴です!!

わかりやすく、古民家を購入する
高齢者を「おじいちゃん(おばあちゃん含めて)」と
表現します。

そして、このブログを読んでくれているであろう
みなさんがアラサー〜アラフィフくらいと想定し
「お父さん(お母さん含めて)」と表現します。

空家問題への対策は、相続するずっと以前から
準備する必要があるんです!!

おじいちゃんが退職金で買おうとしている
古民家にきちんと注意を払ってください!!

その古民家、賃貸ではだめですか??
おじいちゃんがいなくなったら
誰が管理するんですか??

10年後、20年後、田舎は空家だらけ

今、田舎の古民家を購入しても
10年後、20年後には
何の資産にもならず
売ることもできない、負の遺産になります。

田舎の過疎化が進むことは明らかで
空家が増えることは確実です。

田舎に行けば、ただで住める家が
あちこちにあるという状態になると
僕は予測します。

おじいちゃんが購入した古民家は
確実にお父さん世代へ管理の皺寄せがきます。
そして、その負の遺産はさらに子供世代へ
引き継がれます。

ただで住める古民家が田舎には
溢れているので、お父さんが
引き継いだ古民家を売ろうとしても
誰も買いません。

そして、毎年、
固定資産税の支払いの負担は
のしかかります。

他人事と思わないで空家問題!

空家問題はすでにあなたの問題に
なっている可能性があるということです!!

おじいちゃんの退職金の使い道に
注意を払ってください!!

自分の身は、自分で守りましょう!!

そして、あなたの身を守ることが
お子さんの身を守ることに繋がります。

子供は、純粋におじいちゃんの家が
いずれもらえる!と期待して
おじいちゃんの古民家購入を
応援するかもしれません。

今日の記事の話を
きちんとお子さんにもしてあげて
おじいちゃんの古民家購入を
阻止しましょう!!

まとめ

田舎問題に限った話ではないですが、
勉強すれば、未来は予測できます。

田舎の高齢化・過疎化は
簡単に止められるものではないです。

また、少子化も確実に進んでいます。
間違いなく、田舎の空家は増え続けます。

空家が溢れると、もちろん売りに出しても
売れません。

そうなると、管理が厳しくなった
空家の所有者がすることは1つです。

換気や掃除をしてくれるだけで助かる
という考えで無料で家を貸します。

実際に田舎では、
すでにそのような事例が出ています。
それが、確実に増えるという話です。

勉強して、未来予測をして
今の自分がやるべきことをやりましょう!!

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子連れで田舎問題に取り組む活動をしています。
活動に興味のある方は、遠慮なく
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