親子で学ぶ学校では教えてくれない田舎問題 〜放置山林編 山を放置したのか?放置せざるを得ないのか?〜

田舎問題
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どうもRea-Jenee Japanです。
子連れで田舎問題に取り組んでいます。

この記事では、
田舎で問題になっている
「放置山林」のことを書きたいと
思います。

田舎の放置山林の問題

山は放置され、木が生い茂り
倒木による近隣住居、道路への
被害
が出たり、
生い茂った山が動物の隠れ蓑となり
田畑へ動物が降りてくることを
誘発する原因
になります。

なぜ近年になって放置山林が増えたのか?

近年のテクノロジーの発展により
人が山で活動(山菜採り、薪拾い、
木の実とり、腐葉土集めなど)を
することが少なくなり、
山は完全に放置されるようになりました。

また、和風建築の日本家屋の需要が減り
建築資材として木材を使用することが
減ったことも山が放置されることと
関係しています。

自然に人が山に入る時代ではなくなった
のであれば、意図的に山に入り
整備をしないと、昔のような状態に
山を保つことはできません。

では、なぜ田舎の人達は山の整備を
しないのでしょう??

山の所有者が山を放置する5つの理由

1、高齢化により整備に手が回らない

よく聞かれる理由です。
山の整備は体力勝負です。
地主さんが高齢になり、
整備が疎かになるパターンです。

一度整備しても、継続的なメンテナンスも
必要なので、高齢の地主さんには
なかなか大変です。

整備しなくてはという思いとは裏腹に
実際には体が動きません。

2、山が広すぎる
先祖代々受け継いだ山が大きすぎて
とてもじゃないが整備できない。
業者に頼むにも高額な整備費用が
かかるためつい諦めて
放置してしまうパターン
です。

3、親から受け継いだら既に手が付けられない状態
親から受け継いだ時には既に放置状態で
何から手をつけていいかわからないほど
荒れ果ててしまっていた。

しばらく放置していたら、気がついたら
手が付けられないような状態になっていた。

4、整備で出た草木の処分ができない
整備する意欲はあるが、整備で出た草木の
処分ができないため、整備が進まない。

焼却処分できない地域であったりすると
処分するために業者に頼んで費用が
かかってしまったりします。

整備と草木の処分はセットです。
土地柄によっては、処分に苦労する
ところもあります。

5、まだ大丈夫という楽観的な考え
整備しないといけないという思いはあるが
まだ、実際に被害が出ているわけではないので
大丈夫だろうと楽観的に捉えている地主さんも
中にはいます。

まとめ

地主さんが整備できない理由は
一つではないです。

色々な事情を抱えていて
整備しないといけないという
思いを持った地主さんがほとんどです。

こういった田舎の問題について
広く皆さんに知っていただき
僕たちの活動に協力、ご賛同いただける
方が増えたら嬉しいです。

また、僕たちは田舎問題に取り組む活動を
次世代に継承するために子連れで
活動を行っています。

子供世代、孫世代へ活動の
知識やノウハウを受け継いで
未来へ託したいと思います。

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