学校では教えてくれない子供向けビジネスの話 〜総合格闘技でパンチだけで戦う会社員編〜

子供向けビジネスの話
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どうもRea-Jenee Japanです。
今日は、
会社員と自営業(経営者や投資家も含む)の
税制の違いの話をします。

はじめに

以前にキャッシュフロークワドラントの
話をしたのを覚えていますか??

その話を少し思い出していただき、
会社員というのは、税制において
不利である
ということ
解説したいと思います。

会社員しかしたことのない人は
もしかしたら目から鱗の話になるかもです。

簡単に言うと、ビジネスシーンを
格闘技のリングと置き換えると
会社員はボクシングです。
それ以外の人たちは、
総合格闘技で戦うイメージです。

相手は、キックも寝技、関節技も
あるのに、会社員はパンチのみです。

そのくらい税制に差があるので
子供には、ぜひこのことを
伝えた上で、将来どのような職業を
目指すのか考えて欲しいなと思います。

キャッシュフロークワドラントおさらい

以前の記事で、キャッシュフロークワドラントの
話をしたのを覚えていますか??

その中で下記の図を見てもらいました。

思い出してくださいね。
もし忘れた方は、以下のリンクで
過去記事を読んでみてください。
『学校では教えてくれない
子供向けビジネスの話
〜キャッシュフロークワドラント編〜』


税金の制度でこの4つを分類すると
『E』・『S・B・I』に
分けられます。

会社員のEに対して、それ以外の
SBIは同じ税制ルールです。

子供にもわかるように
めちゃくちゃ簡単に
例題も入れて説明していきます。

同じリングなのに違うルール

前半で格闘技を例に出したので
そのまま引用したいと思います。

日本のビジネスシーンをリングと
思ってください。

その中には、会社員もいれば
自営業者、経営者、投資家もいます。

当然同じルールで戦うと思いきや、
実は会社員だけが違うルールで
戦うということが法律で決まっています。

累進課税という制度

まずは、日本の税金の根本的な
ルールの説明をします。

細かく言い出すとキリがないので
めちゃくちゃ大雑把に言います。

稼げば稼ぐほど、たくさん税金を払う
それが日本です。

収入に対して、◯◯%払ってくださいという
割合が決められていて、
稼げば稼ぐほどその割合が高くなるんです。

いわゆる、「累進課税」言われるやつです。

なので、1000万稼いだ人は
500万稼いだ人の2倍の税金
というわけではなく、
2倍以上の税金を払うことになるという
ルールです。

もっと稼げば、その割合の差は
もっと大きくなります。

ここからが本題です。
この、「どのくらい稼いだか?」
ということを決めるルールが
そもそも会社員とそれ以外では
違うということです。

給料と売上の違い

会社員は働いてい、その対価に給料(お金)を
受け取ります。

月収50万円の人が1年働いたら年収600万円です。
そうすると、その600万円に税金がかかります。

会社員は稼いだ給料に税金がかかります。

では、自営業の人が月50万円の売上があった場合は
どうなると思いますか??

結論を言うと、自営業者は
「利益に税金が、かかります」

年間600万円の売上があった場合でも、
自営業者は、売上ではなく利益に税金がかかるという
ルールなので、売上から、かかった経費を差し引いて
利益を計算します。

事業に車が必要であれば、車にかかった経費、
電動工具が必要であれば、その経費。

その経費を売上から差し引いていきます。
例えば、
売上600万円で、経費が300万円だとすると
利益は300万円です。

その300万円に対して、税金がかかります。

まとめると

会社員は給料600万円で
600万円に税金がかかります。

自営業者は、売上600万円で
経費300万円であれば収入は300万円です。
その300万円に税金がかかります。

同じ600万円のお金を手にしても、
払う税金は、自営業者の方が少ないです。

税金の事例

「でも、事業のためにお金を使ってるから
当然でしょ??」と、思いますよね。

だって、事業のために車や電動工具を買って
お金を使っていますから。
お金減ってるやん!!と思いますよね。

でも、考えてみてください。

事業のために購入した、車は
プライベートでも使うことは可能です。

電動工具も趣味のDIYに使うことは可能です。

もし、年収600万円の会社員が車を所有したり、
電動工具を購入したりしても、
税金は600万円に対してかかってきます。

たくさん税金を払って、残ったお金で車や
電動工具を買うことになります。

ちなみに、自営業者は自宅兼事務所とすれば
自宅の家賃の一部も経費として計上することができます。

自営業者は経費がかかりますが、
購入した物はプライベートでも使えますので、
プライベートでの支出が低くできる
ということです。

その上で、利益に税金がかかるので
同じような生活水準であっても
会社員よりは支払う税金が安い可能性が
高いです。

まとめ

どうでしょうか、
会社員と自営業者の税制の違い
ご理解いただけたでしょうか??

はじめて聞いた方は、すぐに理解するのは
難しいかもしれません。

僕も、独立した時にすぐに理解はできませんでした。
どうしても、理解できなければ、
最悪、「会社員の方が税制が不利だ」と
超簡潔に解釈してもらってもいいと思います。

そして、同じような収入であれば
会社員の方がたくさん税金を払うので
生活水準は低くなるという理解でいいと思います。

よほどのことがない限り、
会社員の方が、税制において
有利になることはないと思いますので。

子供が、将来どのような職業につくかを
考える上で、この税制の違いというのは
実は非常に重要です。

同じような仕事でも、雇われるか、
フリーランスでやるかという選択で
収入が大きく変わる可能性もあります。

表面的な収入だけに目を向けず
税制の違いにも、きちんと注目して
将来の大切な選択の時に、
失敗しないように、きちんと勉強しましょう!!

こんな話は、絶対に学校は教えてくれません!!
親御さんが、子供へきちんと教えてあげてください。

知っていて、絶対に損はしない話です。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。
この記事が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

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